美容皮フ科BLOG

2023.01.24美容皮フ科BLOG

アラガン社 主催 ヒアルロン酸セミナーに行ってきました✨

みなさんこんにちは。

あんどう歯科・美容皮フ科の皮膚科医のかおりです。

先日、アラガン社のヒアルロン酸セミナーに参加するために東京に行ってきました。

講師の先生は横浜のヒルズグレイスクリニックの奥 美香子先生です。

 

今回のセミナーでは下顔面を中心にフェイスラインを整えるヒアルロン酸の治療法について学んできました。

ヒアルロン酸と聞くとほうれい線に直接入れたり顎の形を作ったりが、まずイメージしやすいと思います。

しかし、顔の1つのパーツだけヒアルロン酸で整えるとどうしても人工的で不自然な印象になってしまいます。

顔全体の年齢の印象とパーツから感じる年齢の印象のずれが不自然さを生んでしまうのですね。

 

そのため顔の解剖と老化のメカニズムを踏まえた上でどこにどのように注入していけば、ナチュラルに全体を若返らせることができるかが熟考されたものがアラガン社のMDコードという入れ方の指標です。

今回はその中でもフェイスラインを含む下顔面の治療について学んできました。

アジア人は欧米人に比べて顎が小さく後ろに引っ込んでしまっている方が多いです。

ちなみに私自身も顎が小さいので顎も含めてヒアルロン酸治療を受けています。(またいずれ自分が受けた治療についても書いていきたいです!)

年齢と共に皮膚や脂肪が重力に伴い弛んできてしまうのですが、顎が小さいと顔の一番下の支えがないため、フェイスラインが乱れやすく口横にぽよっとした脂肪も溜まりやすくなります。

だからと言って顎だけをヒアルロン酸で作っても上からの弛みが止められるわけではないので頬の靭帯をヒアルロン酸で補強したり痩けてしまった頬を補充するようにヒアルロン酸を注入したりします。

注入の手技そのものももちろん大事ですが、その方のお顔をよく見て、なぜその弛みやしわが生じているかをしっかり評価することがとても重要です。

そしてその原因をどうすれば改善できるかをアセスメントしていきます。

今回のセミナーでは実際に講師の奥 美香子先生がモニターの方に注入されていたのですがとてもナチュラルに若返って、内出血も全くなく施術直後に鏡を見た時の患者様の笑顔がとても印象的でした。

ヒアルロン酸はその場で変化がわかるのでとても満足度の高い治療です。

注入の際も患者様が不安なくリラックスできるよう声掛けされていて勉強になるところがたくさんありました。

手技を見学した後は参加した先生方達とグループディスカッションをしました。普段の診療と異なり、一人の患者さんを見ながら全員でアセスメントをするのはとてもいい刺激になりました。

平日の夜に東京の勉強会に参加したので当日中には名古屋に帰れず、

何年かぶりに一人で宿泊し翌朝新幹線で出勤しました。

いつもと違う枕ではなかなか寝つけませんね😭ホテルの枕はなんであんなに大きいのでしょう?

 

最後までブログを読んでくださりありがとうございました。

今回学んだことを今後の診療に活かしていきたいと思います。