美容皮フ科BLOG

2023.07.14美容皮フ科BLOG

糸リフト(ボブリフト)で口元のたるみを改善した症例

糸リフト(ボブリフト)で口元のたるみとフェイスラインを整えた症例

みなさんこんにちわ。

皮膚科医の安藤かおりです。

当院のスタッフがボブリフトを受けたので経過を報告します。


30代の女性で口横のたるみと頬こけを気にされていました。

こめかみにかけてと耳前にかけて両側4本ずつ合計8本使用しています。

直後は少し上がりすぎた印象になりますが2週間程度で落ち着きます。

(直後は麻酔の影響で腫れもあります。)

1ヶ月後の時点では頬全体が自然に上がっており、ほうれい線が浅く、輪郭も滑らかになっています。

お顔が短くなったような印象があります。

ボブリフトは直後のリフトアップだけでなく、2年と長期間、吸収されるまでにコラーゲンを新生し、たるみにくくハリのある肌を作ってくれます。

 

ボブリフトはPCL(ポリカプロラクトン)という素材で作られたフェイスリフト用の糸です。PCLはFDA(アメリカ食品医薬品局)で承認されている素材で、2年かけて吸収されていきます。PCLはコラーゲン産生作用があるため長期間にわたり肌の中のコラーゲンを増やしてくれます。

古いタイプの糸はカッティング型と言って糸に切り込みを入れてトゲ(コグ)を作っていましたが、切り込んでいるためトゲの根元が弱いことや切れやすいこと、トゲの先が尖っているため挿入時に痛みを感じやすいデメリットがありました。

ボブリフトではトゲ(コグ)がプレス型と言って、糸と一体となって製造されるため切れにくくて、根元も強炒め弛みを持ち上げる力が強いことが特徴です。

また、トゲ(コグ)の先端が丸みを帯びているため挿入時に痛みを感じにくいです。

 

今回の症例ではボブリフトで口横のもたついた脂肪を頬のこけた部分に移動しました。

糸リフトは一時的に上がってもまたすぐ戻ってしまうというイメージがどうしてもあります。

ただ、糸を入れておくことにより肌のコラーゲンが生産されるため長期的に見てもたるみにくくなる効果があります。

フェイスリフトのような切る手術を受ける勇気はないけどたるみが気になる方にはおすすめの治療です。


あんどう歯科・美容皮フ科の糸リフト

<↑画像をクリック>


<治療費>

ボブリフト 8本:280,000円(税別)

治療回数:1回

ダウンタイム:1〜2週間

持続期間:1〜2年

担当医師:皮膚科医 安藤かおり


<副作用・リスク>

施術後に内出血、発赤、熱感、痒み、だるさ、乾燥、発熱、施術箇所の違和感、異物感、鈍痛、痺れ、ひきつれ、凹凸、色素沈着などを生じることがあります。


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