2023.09.27歯科BLOG
前歯のセラミック治療で口元の印象をきれいにした症例
前歯をセラミック治療できれいにし、出っ歯を改善した症例
<ご相談内容>
- 前歯をきれいにしたい
- 出っ歯を治したい
<カウンセリング・診断結果>
- 左右上の前歯に他の歯医者で治療したかぶせもの
- 形態が左右非対称
- 前歯の長さがそろっていない
- 他の歯と色が合っていない
- 透明感がなく表面が粗く汚れがつきやすくなっている
- 2本とも神経治療がされており、左上の前歯は根管治療(歯の中の消毒)が必要
- 2本とも金属の土台がされている。右上前歯の金属の土台の除去を考えたが、状態が良いのと破折のリスクを踏まえ、再利用することとした
- 両隣りの歯が虫歯
長期的な予後を見据えて必要な前処置を行い、万全な状態でセラミック治療を行うことをおすすめしました。セラミックの素材は強度のあるジルコニアを提案しました。
<行ったご提案・治療内容>
・左右上の前歯のセラミック治療
・左上前歯の根管治療(歯の中の消毒)
・両隣りの歯の虫歯治療(ダイレクトボンディング)
<術後の経過・現在のご様子>
形態を左右対象にして、口元の印象が良くなりました。土台の形を工夫し限界まで短くすることで、出っ歯感が出ないようにしました。土台の種類が違うため、かぶせものの色調整が非常に難しかったです。当院と提携している技工士さんと打ち合わせをし、右上のかぶせものは金属の色をひろわないよう、接着剤の色を変えて対応しました。
術後、経過は良好です。治療結果に満足していただき、大変嬉しく思っております。
<この治療のリスクについて>
- 治療時、破折のリスクがある
- 治療回数がかかる
- ホワイトニングしても白くならない
- 過度な力がかかると割れたり、脱離する可能性がある
年齢・性別:40代、女性
診療種別:自由診療
治療期間の目安:1〜2ヶ月
治療回数の目安:2〜6回
治療費総額の目安:160,000円(税別)
安藤雄基先生よりひとこと
前歯のかぶせものの治療で、保険のかぶせものにされた場合、経年的な変色と素材の劣化により表面に汚れがつきやすくなります。セラミックのかぶせものは変色がなく、お手入れがしやすいため長持ちします。前歯のセラミック治療を検討されている方は、ぜひあんどう歯科・美容皮フ科にご相談ください。
◇アクセス
あんどう歯科・美容皮フ科
〒466-0014
名古屋市昭和区東畑町1-40-9
052-734-7997
駐車場:6台