歯科BLOG

2023.10.07歯科BLOG

小児歯科|子どもの歯とお口の健康を守るやさしい歯医者さん

あんどう歯科・美容皮フ科の小児歯科

小児歯科は、子どもの歯と口の健康を専門的に扱う歯科医療の分野です。当院では0歳からの虫歯・歯並びの予防に取り組んでいます。 歯を守るための口腔ケアや生活習慣を覚えていくこと、「咬むこと」「飲み込むこと」「呼吸すること」「話すこと」などお口の機能が正しく行えるようにしていくことが、虫歯の予防や良い歯並びへと結びついていきます。 お子さま達が健やかに自分の歯をいつまでもおいしく食べていける事へのお手伝いができたらと思います。当院が小児歯科で大切にしているポイントをいくつかご紹介します。


1. 子どもの歯科治療

当院の歯科医師は、以前小児歯科に勤めていたこともあり、乳歯から永久歯に至るまで、子どもの歯と口の健康を診断し、治療するのが得意です。子どもの口腔の発育や成長に関する専門知識を持っており、子ども達に適した治療方法を提供します。子どもは歯科治療に対して不安や緊張を感じます。歯科医師やスタッフは子どもの感情を理解し、患者様に対して優しさと配慮を持って接するよう心がけています。また、治療プロセスや使用される治療器具について子どもや親御さんに説明し、少しでも不安を和らげるよう尽力いたします。

2. 予防的なケア

虫歯や歯肉炎を予防するための重要なアドバイスとデンタルケアを提供します。フッ素の塗布、虫歯の予防処置(シーラントの適用)、定期的な歯科検診とクリーニングを行います。虫歯や歯肉炎が進行すると、子供は痛みや不快感を経験し、ストレスを感じることがあります。定期的な歯科診療と予防処置は、これらの問題を軽減し、子どもの幸福感を向上させます。

<フッ素塗布>

フッ素とは、虫歯予防に効果的と言われている化合物で、食品等にも含まれています。 歯科医院ではフッ素を直接歯に塗布し、作用させていきます。定期的に塗布することで、虫歯予防に効果があると言われています。

〜フッ素の3つの効果〜

①歯質の強化

虫歯菌が産出する酸から、溶けにくい歯の質を作ります。
特に生えたての乳歯や永久歯は、歯の質が未熟で弱いため、虫歯のリスクが高まります。 フッ素を定期的に塗布することで、歯質を強化していきます。

②再石灰化の促進

歯は、毎日食事の度に少しずつ溶けてしまっています。フッ素には、その溶けた歯を再石灰化し、元に戻す作用があります。

③虫歯の原因細菌の活動を抑える

虫歯菌が出す酸によって歯が溶かされ、歯に穴が空き虫歯は進行してきます。フッ素には、虫歯の菌が出す酸の量を抑える働きがあります。

<シーラント処置>

シーラントは保険適応できる予防処置で、虫歯になりやすい奥歯の溝に、フッ素が入った白いプラスチックの材料を詰める方法です。
虫歯ができやすい部分の一つに「奥歯の溝」があります。生えて間もない奥歯は、歯の丈が低いため、歯ブラシが届きにくく、奥歯の溝に汚れが入ってしまいます。一度汚れが入ってしまうと、歯ブラシではなかなか取り除くことができず、そこから虫歯になってしまいます。また、生えたばかりの奥歯は、歯の質も未熟です。 シーラントを行い、事前に歯の溝を埋めてしまい、汚れが入ることで虫歯になることを防ぎます。

<定期健診と歯磨き指導>

定期的に歯医者に来院していただき、虫歯や歯並びや汚れの状態などのお口の中をチェックします。虫歯がある場合は早めに処置を行い、虫歯がない場合は歯のクリーニングや歯磨きチェック、フッ素塗布を行います。歯のクリーニングでは、普段のブラッシングでは取れない汚れをきれいにしたり、磨き残しのチェックや歯磨き指導を行って、お口の中をきれいな状態に維持できるようにしていきます。定期健診の間隔は、3〜6ヶ月に1回位をおすすめしております。

3. 乳歯の管理

乳歯は永久歯の生え変わるスペースの確保として重要であり、早期の虫歯や喪失が将来の歯の健康や歯並びにに影響を及ぼす可能性があります。当院は、乳歯の健康を確保し、必要な場合には早期に治療を行います。また、乳歯の健康を保つために、子どもの磨き習慣を確立させることを大切にしています。歯科衛生士の指導を受けながら、子供に適した歯ブラシや歯磨き粉を使用し、毎日2回歯を磨く習慣を身につけてもらえるよう丁寧に指導いたします。

4. 歯並びと顎の成長発育

子どものお顔の成長と発育に関する専門知識を持っているため、当院は子どもの矯正治療や成長に関連する問題に対処することができます。正しい咬合や歯並びは、歯の健康に重要です。歯並びが悪いと歯が綺麗に清掃できず、将来、虫歯や歯周病のリスクが高まります。小児矯正は、これらのリスクを軽減する役割を果たします。子供の歯や顎の成長段階では、小児矯正がより効果的に行える場合が多いです。また、早期に問題を発見し、治療を開始することで、将来的な矯正が必要な状況を回避することもできます。

5. 子供に向けたアプローチ

どもたちが歯医者に不安や恐れを感じないよう、優しく配慮したアプローチをスタッフ全員で取り組んでおります。遊び心を取り入れたり、子ども向けの環境を提供することで、子どもたちが検診やクリーニングを受けやすくします。また、治療後にガチャガチャができるなど楽しく歯医者に通ってもらえるよう工夫をしております。

6. 緊急処置

子どもは予想外の行動をするものです。気を付けていても、怪我や打撲をして帰ってきます。歯が欠ける以外のお口周りの外傷もあると思います。当院は、歯の急な破折や緊急の歯の問題にも対応します。事故や急な痛みがある場合には、迅速に治療を行います。


最後に

小児歯科は、子どもの健康と将来の歯の健康を守るために非常に重要な分野であり、親や保護者にも子どもたちの口腔ケアに積極的に参加することを奨励します。子どもが歯科治療をポジティブに受け止められるよう、治療中に不快な痛みや苦痛を最小限に抑える工夫をしています。麻酔の適切な使用や痛みの管理が非常に大切です。歯医者の定期的な診察や予防処置、クリーニングの実施は、子どもの健康的な歯と口を維持するのに役立ちます。

お子さまに不安感などを与えず、歯医者は楽しいところだと思っていただくためには、まず、治療に当たる歯科医師をはじめとするスタッフがお子さまと上手にコミュニケーションがとれることが大切です。

お子さまの治療だけではなく予防についても初めは豊富な経験や知識を持った小児歯科専門の歯科医師が担当します。本人だけでなく親御さんにも将来的に健康なお口を保つにはどうすればよいのか丁寧にお話させて頂いています。

また、院長以下、当院のスタッフは全員子ども好きで、お子さまの対応にも経験を重ねています。治療に慣れないお子さまや、泣いてしまうお子さまなどの対応には自信がありますし、保護者の方の助けになると自負しています。

歯の治療に不安を感じるお子さま、そして保護者の方に、親身になって対応します。当院のスタッフとともに、予防と治療に取り組みましょう。心配なこと、気になる事は、何でもご相談ください。


◇アクセス

あんどう歯科・美容皮フ科

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名古屋市昭和区東畑町1-40-9

052-734-7997

駐車場:6台

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