歯科BLOG

2024.03.09歯科BLOG

変色した前歯をセラミック治療でキレイにした症例

変色した前歯をセラミック治療で魅力的に

<ご相談内容>

  • 前歯の変色が気になる
  • 当たると違和感がある
  • 隣の歯と同じ色にしたい

 

<カウンセリング・診断結果>

  • 左上の前歯は過去に神経の治療がしてあり、治療が不十分な状態
  • 歯根嚢胞ができており、外科的な除去が必要
  • まず保存治療をしてから、セラミック治療を行うのがベスト
  • 治療期間は半年以上かかる

 

<行ったご提案・治療内容>

前歯のセラミック治療

<術後の経過・現在のご様子>

過去に歯の神経治療を行うと時間経過と共にその歯は変色していきます。今回治療した歯は、神経治療後に再感染が生じ、歯根嚢胞という膿の袋ができていました。長期的な予後を見据えて、保存治療をしてからセラミック治療を行いました。保存治療に半年近くかかりましたが、その間ホワイトニングをしていただき、キレイなセラミックの被せ物を入れることができました。


<この治療のリスクについて>

  • ホワイトニングしても白くならない
  • 過度な力がかかると割れたり脱離する可能性がある
  • 定期的に咬み合わせのチェックとメンテナンスが必要
  • 就寝時、セラミックの被せ物の保護のためマウスピースの装着が必要

年齢・性別:50代、女性

診療種別:自由診療

治療期間:6ヶ月

治療費総額の目安:120,000円(税別)


安藤雄基先生よりひとこと

一番前の歯で、隣の天然歯の色と形を再現することは本当に難しいです。治療する際、セラミックの被せ物を作成する技工士さんとの情報共有が非常に大切です。写真や仮歯などを利用して、色と形をどうするのか話し合いながら決めていきます。実際に仕上がったものを合わなかった理由で再作成することもしばしばあります。一番前の歯は、その人の外見でかなり重要なパーツとなります。一つのミスも許されない緊張感のある治療でしたが、最後にキレイなセラミックの被せ物が入ってとても嬉しいです。前歯のセラミック治療を希望される方、ぜひ当院までご相談ください。


あんどう歯科・美容皮フ科

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<記事監修>

安藤雄基(歯科医師)

<経歴>

平成25年3月愛知学院大学歯学部卒業

平成25年4月岐阜県立多治見病院研修医(歯科)

平成29年6月オレンジ歯科クリニック 勤務

令和 2年7月おしむら歯科・こども矯正歯科クリニック 勤務

令和5年4月名古屋市昭和区であんどう歯科・美容皮フ科を開業