ゼオスキンのGSRとは? - 名古屋市昭和区の歯科・小児歯科・矯正歯科|あんどう歯科・美容皮フ科

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ゼオスキンのGSRとは?

こんにちは。

皮膚科医の安藤かおりです。

今回は当院で導入予定のゼオスキンについてお話ししていきます。

ゼオスキンはスキンヘルス(美しく健やかな肌)を定義したゼイン・オバジ先生による化粧品です。

ゼオスキンにはたくさんの製品があるのですが各々の役割があります。

 

・Getting Skin Ready
肌が生まれ変わる準備皮膚を美しく健やかに導くスキンケアの第一歩。
・Correction
肌質、色むらを整える。
・Stabilization
肌を安定化 皮膚の機能を正常に整えるステップ。
・Stimulation
皮膚の奥深くの層を適切な状態へ導き、色調を整える。
・Hydrations and calming
肌の保水と炎症による肌あれをケア。
・UV light protection
紫外線ブロック紫外線ダメージによる肌トラブルとならないよう太陽光から皮膚を守る。

一人一人の肌の状態を診断し、その方に合った製品をオーダーメイドでカスタマイズしていきます。

ゼオスキンといえば肌が剥けるイメージが強いですが基本のスキンケアは健やかな美しい肌に導くための土台作りであり剥けるような強いスキンケアではありません。

今日はゼオスキンの基本ケアである

GSR(Getting Skin Ready)について説明していきましょう。

GSRの手順はクレンザーで洗浄・スクラブで過剰な皮脂や汚れを剥離、最後に化粧水で肌を整えます。余分な角質を除去し、オイルコントロールするのが目的です。

人間の肌は大体1ヶ月程度で古い皮膚から新しい皮膚に生まれ変わると言われています。ただし年齢と共にこのターンオーバーは徐々にゆっくりになっていきます。ターンオーバーがゆっくりになると余分な角質が上手く出ていかないため皮膚がゴワつき、肌の奥で生成されたメラニン色素も上手く排出できなくなりそのメラニン色素がシミになってしまいます。

洗顔して余分な角質を取ることはとても大事なのです。

また過剰な皮脂はニキビや毛穴、赤ら顔などの慢性の炎症の原因にもなっており、オバジ先生はオイルコントロールが美肌の秘訣と力説されています。

 

使用するアイテムは

・クレンジング

その方の肌質によって三種類あります。

軽いメイクなら落ちるのでダブルクレンジング不要です。

剥ける製品を使っている時などはマイルドなハイドレーティングクレンザーをお勧めすることが多いです。

・エクスフォリエーティングポリッシュ(スクラブ)

角質ケアです。ニキビ肌の方や毛穴の黒ずみがひどい方には勧めますが摩擦による肌のダメージが起こりうるので肝斑がある方などには勧めていません。日本人は欧米人に比べて角質層が薄めと言われているのでオプションとして考えています。

・バランサートナー(化粧水)

余分な角質をとったり、炎症を抑える効果もあります。

肌のp Hバランスを整えて、美容液などを効果的に浸透させる土台を整えます。

 

以上の3点が健やかな美しい肌の土台作りのGSRとなります。

化粧水のバランサートナーはグリコール酸が入っているため初めて使う時はピリッとした刺激を伴うことがありますが、使っていくうちに慣れていきます。

基本のスキンケアはGSRですが今後はここに加えると良い光老化対策となる美容クリーム(デイリーPD RCクリーム)についても説明していこうと思います。

 

今回も最後まで読んでくださってありがとうございました。

安藤かおりでした😊