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美容皮フ科BLOG
あきラボスペシャルin関西
みなさまこんにちは。
あんどう歯科・美容皮フ科の皮膚科担当安藤かおりです。
先日、田中亜希子先生主催のあきラボに参加してきました✨
普段は平日の夜に東京で開催されているためなかなか参加できず、とっても楽しみにしていました!
今回のテーマはECM製剤についてとスレッドリフトについての2本立てでした。
前半はヤナガワクリニックの梁川厚子先生がECM製剤についてお話ししてくださいました。
ECM製剤とは非架橋のヒアルロン酸とアミノ酸が配合されたもので、自分自身の肌のコラーゲンやエラスチンを作り出し、皮膚の土台を作っていく治療です。いわゆる「肌育」というものですね😊
普段からスネコスやボライト(架橋ヒアルロン酸のためややECM製剤とはずれてしまいますが)使用していますが、なんとなく目周りや口周りの小皺に対しておすすめすることが多く、どちらかというと美容治療の仕上げのようなイメージで患者様にお話ししておりました。
しかし、梁川先生は講演でまず糸やヒアルロン酸、RFなどの医療機器で治療する前に肌育をした方がいいとお話しされていました。
梁川先生が肌を畑に例えていたのがとても分かり易かったです。
荒れた土地に種を蒔いても育たないのでまず土壌に肥料を与えて栄養たっぷりの土地にしてあげると種は丈夫に育ちます。
それは肌も同じで、光老化で真皮が弱ってしまった肌にレーザーを当てたり糸を入れたりヒアルロン酸治療をしても治療効果が出にくいのです。
シミにレーザー当ててもくすみが残ってしまったり、糸はひきつれが出やすかったり、ヒアルロン酸はたくさん入れないと皮膚が持ち上がらないといった問題点が出てきます☝️
そちらを改善するためにはまず肌育治療でハリと弾力があって透明感溢れる肌を作ってからその後の治療を進めていくという話がとても魅力的でした。
自分自身の組織を育てることで自然に若返ることの出来るとても良い治療ですね☺️
当院は開業したてのためまだメニューが少ないのですが、さっそく肌育ができるようECM製剤を取り入れていこうと現在画策しております。
真皮をしっかり育てる製剤と顔のリガメントを強化してナチュラルにリフトアップする製剤とどちらも取り入れたいと思っております。
後半では亜希子先生が弛みの基本から講演してくださり、スレッドとヒアルロン酸注入のテクニックについて教えてくださいました✨
ご自身で手術されているからわかる安全な注入方法、長年の経験から得られた各々の製剤の特徴など、本当に貴重なお話を「正しい美容医療を普及したい」という思いからお話ししてくださりとてもありがたいご講演でした。
保険治療も美容治療も日々更新されていくので、このように勉強会に参加して最新の治療について学び続ける必要があることを実感した日曜日でした。
あきラボ終了後は愛知県から参加先生たちとお話ししました。
みんな名大皮膚科医局の同門の先生方です👩⚕️
左からあすか皮フ科クリニックのあすか先生
4月に開業されたはんだ白雪皮フ科の横田先生
稲沢市のマリポサビューティークリニックの野田先生です。
今回のあきラボは関西スペシャルだったので大阪でヒアルロン酸注入をメインでされている田中美紀先生ともお会いできました。
いつも勉強会や学会で何度もお会いしています。
すごく丁寧にこだわりをもって治療されていて尊敬している先生です!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
あんどう歯科・美容皮フ科
皮膚科専門医
安藤かおり